メタボリックシンドロームとは
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メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドロームを知っていますか?
「メタボリックシンドローム」とは、「肥満」「高脂血症」「高血糖」「高血圧」といった動脈硬化の危険 因子を複数併せ持った状態を、メタボリックシンドロームといいます。1つ1つの程度は軽くても、危険因子がいくつも重なると狭心症・心筋梗塞・脳梗塞など重大な病気を引き起こします。
当センターでは各健診コースにおいて、メタボリックシンドロームの基準となる「腹囲」を測定し、メタボリックシンドロームに関する結果内容を皆様にお知らせしております。
腹囲が男性85cm、女性が90cm以上の者が上記の2つ以上の項目に該当する場合、この状態をメタボリックシンドロームといい、心筋梗塞などの危険性が健康な人より高いことが明らかになっています。
原因は内臓脂肪の蓄積です。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、血液を固まらせて血管を詰まらせたり、血圧を上昇させる成分が多くでき、それによる動脈硬化が引き起こす心筋梗塞などの危険性が高まります。
生活上の注意
肥満に伴う合併症は脂肪分布と関連深く、内臓脂肪が多いほど血圧・血糖・中性脂肪が上がることがわかっています。
このことから、内臓肥満の是正と予防が必要です。
定期的運動
内臓脂肪は適度の運動によって減ることがわかっていますので、ウォーキングや普段の生活でこまめに体を動かすことをお勧めします。
食生活上の注意
1. 食事内容の注意
- 1日の食事回数はなるべく3回とし、就寝の2~3時間前までに終える
- 油脂類
少量でもエネルギーが高いので、炒め物や揚げ物、マヨネーズやドレッシングを使った油料理を控え、
牛乳は低脂肪タイプを - 砂糖類
清涼飲料水、ケーキ、アイスクリームに注意 - 塩分
塩分が多い食事は、ご飯の食べ過ぎになりがちなので、濃い味付けは控えめに
2. 食べ方の注意
- 早食い、ながら食い、夜食、やけ食い、気晴らし食い等に注意