肝 機 能

飲酒と関係なく発症する非アルコール性脂肪肝の人も多く
肝硬変や肝臓がんの予防に重要です

γ-GT(γ-GTP)、AST(GOT)、ALT(GPT)
主に肝機能を見るための項目です。いずれも細胞内にある酵素の一種で、細胞が壊れると血中に流れ出すため、その濃度を測定することで、肝障害などの程度を判定することができます。
放置すると肝炎を発症し、やがて肝硬変や肝臓がんへと進行していきます。しかも肝臓は加齢に伴って機能が低下していきますから、お酒を飲まない人も十分に注意が必要です。

肝障害を防ぐには…
アルコールは適量にして週2日休肝日を作りましょう。
バランスの良い食事や十分な睡眠を心がけましょう。
非アルコール性脂肪肝の場合…
肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧などが主な原因です。したがって予防には、炭水化物や脂質の摂りすぎに注意し適度な運動をして肥満を解消することが大事です。